地域活動
地域活動
万石の名水「幸福の泉」
以前は、揖斐川を越えて大垣の地へ着いたと、この万石で一息いれる人の姿を多く見かけました。
徒歩から車へと交通手段が移り変わったとしても、道行く人々との憩いの場となればと、清冽な地下水が滾々と自噴する姿を大垣の東玄関、水都の名に相応しい形で再現することにしました。
地下147mから湧き上がった「幸福の泉」は安定した水量と年中12度前後の水温を保ち、今では多くの方々にご利用いただいております。
この泉の完成にあたり、河合千代子様からいただいた賛辞をご紹介します。
この地は1万年前、海でした。時代の波、洪水の波を乗り越えて、安住の地となりました。
水は岐阜県の面積に近い涵養エリアから大垣に向けて地下水脈へ大量に流入します。
日本一誇れる水盆。しかも、養老山に遮られています。行き場を失いぶつかり合った地下水は、管を通って地表にまで顔をのぞかせ、ほっと・・・ほほ笑んでいます。
水は遠く、『御嶽山』の滴から発し、長い旅をしてきました。
「幸福の泉」は大垣の東玄関でお迎え申し上げております。
「ハリヨ」が育っています
ホテル玄関前の小渓流に毎分2トンの水量を誇る「幸福の泉」から注ぎ込まれた清流は年間を通じて12℃前後であること、自噴水であることから、天然記念物の「ハリヨ」を棲まわせてみようと地域のハリヨ保存に熱心な方々のご好意に甘えて約100匹の「ハリヨ」を頂戴、放流しました。
今では自然繁殖をして元気に泳いでいます。
現在、日本の野生動物の住む場所は、豊かさを急速に失いつつある中、自然環境 保護に少しでも貢献出来れば、とこれからも「ハリヨ」の生育を静かに見守っていきます。
「ハリヨ」とは
ハリヨは、琵琶湖南東岸部と濃尾平野西部の自然湧水や清水にしか生息しないといわれる貴重な魚です。
昔は美しい小川などに鮮やかな色を身にまとい泳いでいましたが水質の悪化や湧水の減少によりハリヨにとってはとても住みにくい環境になってきています。
現在、ハリヨはほんの一部の地域にでしか見ることができなくなって絶滅の危機にある魚の一つです。
岐阜県では天然記念物になっています。
社会貢献活動
大垣フォーラムホテルでは社会貢献活動にも力を入れており、
料理の魅力や楽しさを料理長自らが講師として伝え、
地域の皆様との交流を深めております。
農業等を通じて少年の立ち直りを支援する活動 大安DASH村 より